重たい荷物を持ち上げろ!!ラフテレーンクレーンとは!?【はたらくくるま】

みなさんこんばんは。けいともです。

今回ははたらく車解説シリーズの第3弾ということでラフテレーンクレーンについて解説していきたいと思います。

実は以前【クレーンの知識シリーズ】として解説しておりますが、改めて「はたらく車解説シリーズ」に合わせる形で歴史なんかにも触れていきたいと思います。

その前に前回はパトカーについて解説させていただきましたが、読んでいただけましたでしょうか?

まだ読まれていない方は下にリンクを貼っておきますので、そちらから読んでいただけますと幸いです。

それではさっそく解説していきましょう!!

ラフテレーンクレーンとは!?

画像は「wikipedia」より引用

ラフテレーンクレーンの用途と解説

「クレーン車(移動式クレーン)」は他のクレーン同様に重い荷物を長いアーム(ブーム)で吊上げ、荷物を移動させることが出来、なおかつ自分で自由に場所を移動することが出来ます。

ラフテレーンクレーンは数ある「クレーン車」の一種となっております。

公道を走行出来、荒れた地形や不整地も走行出来る上、他の大型クレーン車と違いトレーラーやトラックで分解搬送を省ける便利なクレーン車です。

「四輪操舵機構」という特殊なステアリング方式を持っており、後輪のタイヤのみを切ったり、四輪全てを同じ方向に切って車体の向きを変えずに斜めに走行することも出来ます。

よって車体が大柄であっても機動性があり、狭小地での走行にも適しております。

つり上げ荷重も積載型トラッククレーンと比べられないくらい高いものがほとんどで、最大つり上げ荷重は5t(トン)~100t(トン)吊りクラスまでと様々となっております。

大きな特徴とすれば、車両の運転とクレーンの運転を同じ席で行える点です。

ただし、公道を走行するためには「大型特殊車両免許」が必要となっております。

現在日本で主流になっているクレーン車で、最近の進化はすさまじく、制限付きではありますがラジコンでクレーンを動かせるものも存在します。

ラフテレーンクレーンの歴史(日本)

作業中のラフテレーンクレーン/画像は「wikipedia」より引用(作者・100yen)

日本でのラフテレーンクレーンの歴史は浅く、1970年に多田野鉄工所(現在のタダノ)が「TR-150」という国内初のラフテレーンクレーンを発売したのが始まりです。

それ以前はトラックベースのシャシーにクレーンを架装した「トラッククレーン」が日本の主流でした。

しかし「TR-150」の発売以降は前述の利便性から徐々にラフテレーンクレーンを増え続け、1989年にはラフテレーンクレーンがトラッククレーンの登録台数を上回りました。

今ではほぼラフテレーンクレーンに置き換わっており、トラッククレーンの生産はごく一部となっております。

ラフテレーンクレーンを製造している会社(日本)

画像は「Pixabay」より引用

現在国内でラフテレーンクレーンを販売している会社は、前述のタダノの他、加藤製作所とコベルコ建機が製造・販売しております。

シェアはタダノと加藤製作所が半々で分け合っている状態となっており、コベルコ建機は「ラチスブーム式」のみを独自で製造販売しておりますが、ラフテレーンクレーンの大半を占める「伸縮ブーム式」はタダノからOEM供給を受けています。

国内でも以前に製造していたメーカーもあり、建機世界最大手の小松製作所もラフテレーンクレーンを製造していましたが現在は生産終了となっております。

海外メーカーの話ではありますが、クレーン世界最大手の「リープヘル」が最近ラフテレーンクレーンの製造・販売を始めたというのがクレーン界隈の話題となっております。

最後に

いかがだったでしょうか。

今回は「ラフテレーンクレーン」について解説させていただきました。

クレーン車は私の専門分野ですので、少しは突っ込んだ解説が出来たのではないかと思います(*´з`)

今回の記事を読んで少しでも「クレーン車」や「はたらくくるま」について興味を持っていただけましたら嬉しいです(^^♪

また次回以降他のクレーン車や、他のはたらくくるまについて解説していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

それでは今回はこの辺で!!

では。

2020年4月5日更新

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