
みなさんこんばんは。
今回はダイエットで大切なことについてお伝えしたいと思います。
今回お伝えする内容は動画にまとめておりますので最後に貼っておきますので、そちらもご覧いただければ幸いです。
1.日本でのダイエットの歴史について
今では色々なダイエット方法がブームになっては去り、そして新たなブームが…という感じで、馴染みのある言葉になっていますが、そんな日本でダイエットという言葉が使われるようになったのはいつ頃なのでしょうか。
諸説ありますが、まず始めに「ダイエット」が認識され始めたのは1950年代後半になった頃、当時の日本は太平洋戦争の敗戦から復興し、高度経済成長期で人々の生活も豊かになりました。
そのため、戦時中には無かった食べ過ぎによる「肥満体型」というものが注目され始めたというのがダイエットが意識され始めたきっかけだったようです。
そしてダイエットにブームが訪れた要因は1960年代後半にイギリスのモデルが来日したことが要因だと言われています。
彼女の美脚とミニスカートに魅了されて、当時の日本人はダイエットに取り組んだと言われています。
ちなみに「ダイエット」の意味はただ痩せるだけではなく、「食生活を含む生活スタイルの確立」という意味があります。
これは食生活の改善によってアレルギー体質や疲労体質などを改善することが本当の意味の「健康」だからです。
2.ダイエットで大切なこと
ダイエットで体重を落とすために大切なことは消費カロリーが接種カロリーを上回ることです。
これは当然のことでもありますが、消費カロリーについて少し詳しく解説してみたいと思います。
消費カロリー=「基礎代謝量」+「身体活動および運動での消費カロリー」
「基礎代謝量」は人が生命を維持するために1日に消費するカロリーです。
生命を維持するために必要なエネルギーなので全く動かなくてもカロリーは消費されます。
年齢、性別によっても変わってきますが、男性で1日1500キロカロリー前後、女性で1日1200キロカロリー前後だといわれています。
この「基礎代謝量」の内訳は「筋肉」「脳」「肝臓」「心臓」「腎臓」で全体の80パーセントを占めています。
なので体の大きく筋肉量のある男性が女性よりも基礎代謝量が多いのも納得できる訳です。
当然加齢とともに筋肉を始め、各内臓器官も衰えていくので「基礎代謝量」は落ちていきます。
「筋肉を付けて太りにくい体質をつくる」と良く言われますが、これは間違いではないです。
「筋肉」だけで基礎代謝量の20パーセントを占めるので「筋肉」を付けることは太りにくい身体を作る第一歩になります。
ちなみに「身体活動および運動で消費するカロリー」は人それぞれ違いますので、一概にいくらとは言えませんが、これは人それぞれの努力次第でいくらでも変えられる部分です。
今この時点からでも変えられる部分です。
消費するカロリーを増やすためにすぐに結果がでるのは運動してカロリーの接種量を抑えることがダイエットの近道です。
「基礎代謝量」を増やすためにいくら筋トレをしてもそんなにすぐに筋肉は付きません。
長い目で見た時に筋トレは非常に大切なものになるのですが。
ちなみに過度に食事制限をして極端にエネルギー不足になると体は筋肉を分解してブドウ糖にしてしまいます。
筋肉が落ちると前述した「基礎代謝量」が落ちることになるので太りやすい体質になってしまいます。
体がエネルギー不足にならない程度に食事制限をして運動しながらダイエットをしていくことが重要になってきます。
3.ちょっと補足
体重を1kg増減するためには約7200キロカロリーが必要といわれています。
なのでそう簡単に体重は増減しません。
毎日体重計に乗っていると、1kgぐらいすぐに増減しているように感じますが、それは体の水分量が変化しているからです。
人の体の約60パーセントは水分で出来ていると言われています。
なので喉が渇いている時に体重が軽くなるように感じるのはこのためです。
ボクサーの減量なんかも体を脱水状態にして計量を行ったりしています。
なので翌日の試合の時には10kgの体重が増えているケースがあるのはこのためです。
ダイエットで大切なことについて解説させて頂きました。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
またダイエット関係の記事は書かせて頂きますのでよろしくお願いいたします。
では。