【クレーン車の知識】クレーン車のエンジンについて

みなさんこんばんは。けいともです。

今回はタイトル通り「クレーン車のエンジン」について解説していきたいと思います。

街中ではクレーン車がたくさん走っていますが、あのクレーン車のエンジンは一体どのようなものなのでしょうか??

その前に前回は「積載型トラッククレーンの購入方法」について解説させていただきました。前回の記事を読んでいない方は合わせて読んでいただけると嬉しいです!

その記事を下に貼っておきますね~

それではさっそく今回の解説に入っていきましょう!!

そもそもエンジンの種類について

画像は「Pixabay」より引用

その前に少しエンジンのお話をしますが、エンジンには大きく分けて2種類あります。

それは「ガソリンエンジン」「ディーゼルエンジン」です。

街中で走っている乗用車の場合は前者の「ガソリンエンジン」を使用している場合がほとんどですが、ヨーロッパを中心に最近は「ディーゼルエンジン」の乗用車が増えてきております。

日本でもマツダ社の「クリーンディーゼル」とうたった「ディーゼルエンジン」を搭載している車が増えてきましたよね!!

ここからはそんな2つのエンジンについて特徴を簡単に解説していきましょう。

ガソリンエンジン

ガソリンエンジンはみなさんご存じの通り、「レギュラーガソリン」「ハイオクガソリン」を入れることで駆動するエンジンです。

現代の乗用車はほとんどこのガソリンエンジンを搭載していて、ガソリンエンジンとモーターの両方を搭載した「ハイブリッド車」なんかも主流になってきております。

力強さはディーゼルエンジンには及ばないものの、静粛性が高く、高回転まで気持ちよく回るのが特徴です。

比較的エンジンも軽量であり、製造コストもディーゼルエンジンに比べて安価なため、乗用車に多く搭載されています。

ディーゼルエンジン

ディーゼルエンジンの燃料は「軽油」となっております。

燃料代がガソリンエンジンよりも安くなることから、それをメリットととらえる人は多いのではないでしょうか。エンジン効率も良く、燃費がいいのもメリットとなりますね!!

高回転が苦手な反面、低回転から力強いトルクを発生させることが特徴です。

欠点としては、製造コストがかかり、エンジン重量が重くなること、排ガスが汚いということが挙げられます。

よって力強さが必要な大型車以外にはあまり使われていないというのが多かったのですが、「DPF」や「SCR」等の排ガス浄化システムが確立され、排ガス性能も改善してきたことから、ヨーロッパなどを中心に乗用車にも使用されるようになってきました。

日本でも前述の通り、マツダ社がディーゼルエンジンを搭載した乗用車を生産しております。

クレーン車のエンジンは?

画像は「Pixabay」より引用

それではようやく本題の「クレーン車に搭載されているエンジン」についてですが、「積載型トラッククレーン」の場合は、市販のトラックがベースですので、それらに搭載されているエンジンに依存します。

ただ、市販のトラックも大半は「ディーゼルエンジン」を搭載しております。

「ラフテレーンクレーン」や「オールテレーンクレーン」等の大型クレーン車については、大型トラック用ベースのものや、産業用の「ディーゼルエンジン」を搭載しております。

その排気量についてですが、最大25t(トン)吊りクラスの「ラフテレーンクレーン」の場合は、「7,000cc」クラスの大排気量のものが使用されています。

最大70t(トン)吊りクラスの「ラフテレーンクレーン」は「9,000cc」クラスといった更に一回り大きいエンジンが使用されています。

「オールテレーンクレーン」の場合は、2種類に分けられていて、「ラフテレーンクレーン」と同じく、大排気量のエンジンを1基搭載している場合と、クレーン部を動かすためのエンジンと車両部を動かすエンジンの2基を搭載している場合があります。

当然排気量がここまで大きいと、エンジンの見た目の大きさも乗用車のエンジンと比べようがないくらい大きくなります。

クレーン車のエンジンだけでバイク1台より大きいことも…(笑)

どのぐらいの排気量のエンジンを搭載しているのかは、各クレーンメーカーのホームページに掲載しているクレーン車の「主要諸元」に記載しておりますので、気になる方は調べてみて下さいね!!

なぜそこまで大きなエンジンが必要?

画像は「Pixabay」より引用

ここで疑問になってくるのが「なぜここまで大きなエンジンが必要なのか」ということですが、その理由について解説していきます。

クレーン車は見た目も大きいですが、重さもものすごいことになっております。

先ほど紹介した最大25t(トン)吊りクラスの「ラフテレーンクレーン」の重量は約25t(トン)となっております。

最大100t(トン)吊りクラスの「ラフテレーンクレーン」の重量は約40t(トン)です。

これだけ重たいクレーン車を動かそうとすると、どうしても大きなエンジンが必要になってきますよね。

ちなみに軽自動車は大体0.9t(トン)くらいです…(笑)

あともう1点、クレーン車は基本的に「常に」この重量な訳で、エンジンはこの重量を動かさないといけませんから、エンジンへの負荷も段違いに高くなります。

ですので乗用車のエンジンよりも平均寿命が短い場合がほとんどです。

元々クレーン車は距離を走るものではありませんが、少しでも長く使うためにエンジンオイルなどの定期交換品はしっかりと交換していくことが大切です。

特に最近のディーゼルエンジンは排ガス規制に対応するために複雑かつ精密なものになってきているので、少しでもメンテナンスを怠るとすぐ壊れます。

エンジンの取扱説明書をしっかりと読んで、記載されているメンテナンス項目のものはしっかりと交換してあげて下さいね!!

最後に

いかがだったでしょうか?

今回はいつもより長く解説させていただきました。

クレーン車のエンジンは6気筒だったり8気筒だったりと、大排気量マニアにとってはたまらない構造になっていたりします(笑)

是非ともみなさんも、クレーンメーカーのホームページで主要諸元を見てニヤニヤして下さいね(笑)

次回以降もクレーン車に関する記事は投稿していきますので、そちらも見ていただけますと幸いです。

それでは今回はこの辺で!!

では。

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